Business Casual

ビジネスカジュアルという言葉は日本でもよく使われるようになってきました。ただ、世界を見渡しても、このドレスコードには確固とした定義はありません。国、地域、会社によって許容範囲は大きく変わります。 

 

ビジネスカジュアルの発祥の地(と思われる)アメリカにおいても、シリコンバレーのIT企業においてはジーンズにTシャツでもOKという会社もあれば、カーキパンツ、襟付きシャツ、ジャケット程度は最低限のマナーだ言う人もいます。

このビジネスカジュアルという言葉が生まれる前に、カジュアル・フライデーという動きがありました。1990年初めにアメリカで始まった動きで、金曜日は少しカジュアルな服で出勤してもよいだろうというものでした。 日本でも一部の企業で取り組みがありましたが大きな広がりはありませんでした。 肩パッドの入ったダブルのスーツをダブダブに着るのがカッコよかった時代です。 

 

アメリカではこのころからシリコンバレーのIT企業の台頭が始まり、このカジュアルフライデーの金曜限定のドレスコードを、一週間を通じてOKとしてしまう企業が多く現われ、今に続きます。

さて、このカジュアル・フライデーにも、実は元となる動きがあります。それが起こったのが1960年中頃のハワイです。 ハワイでは以前から、暑い夏にスーツやネクタイの着用は必要ないとしていましたが、これに便乗する形で、ハワイのアパレル業界が金曜日にはMade in Hawaii のアロハシャツを着て出勤しようというキャンペーンを始めました。 1966年、ハワイ銀行が金曜日にはアロハシャツでの出勤を認めたことが、この動きを加速させることになりました。 今では、金曜日に限らず、一週間を通じでアロハシャツは仕事着としての地位を確立しています。

つまり、ビジネスカジュアルとは作ったもの勝ちです。 国、地域、産業で受け入れられれば、一つのスタイルとして確立できるものです。 PAE’AINAは、日本の文化やライフスタイルに基づいた、日本発のファッションスタイルとして、ビジネスカジュアルの定義を世界に発信してゆきます。

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